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徹底した後工程への配慮

【後工程とは】

「後工程への配慮」とは、自社の作業が終わった後に続く工程、すなわち次の作業や他業者の作業を円滑・安全・高品質に進めるために、現場で意識的に行う配慮や工夫を指します。建設現場では、様々な専門業者が連携して一つの建物を完成させます。そのため、前の工程での小さな気遣いや準備が、後の工程全体の工期短縮や品質確保に大きく影響します。当社アドバンス工業株式会社も、断熱吹き付け・熱絶縁工事の専門業者として、現場全体の最適化を目指し、後工程への配慮を重要な使命と考えています。

次工程の作業スペース確保と清掃徹底

断熱吹き付け・熱絶縁工事は、多くの場合、内装や設備工事よりも先に行われます。私たちは自社作業終了後、吹き付け材の飛散や養生材の残置がないか必ず現場を点検し、清掃を徹底しています。特に床面や配管周りの養生を外し、後工程の内装業者や電気・設備工事の方々がスムーズに作業できる環境を整えています。

仕様・納まりの情報共有と現場ミーティング参加

断熱材の厚みや納まりは、後工程の仕上げや設備取付けに大きく関わります。当社では、施工前の現場ミーティングへの積極参加を推奨し、設計図や仕上げの詳細情報を関係各社と共有します。また、現場で不明点があれば即時確認・報告し、後工程での手戻りややり直しを未然に防ぎます。

工事音・作業時間への配慮

断熱吹き付け工事は大型機械を使用するため、騒音や振動が発生します。当社は現場のスケジュールを事前に把握し、他業者の作業時間帯や重要工程と重ならないよう調整。必要に応じて作業時間を変更することで、後工程の方々が集中して作業できる環境づくりに努めています。

品質保証書類・施工記録の迅速提出

後工程の検査や引き渡しに必要な断熱工事の品質保証書や施工記録は、現場監督や発注者の求めに応じて迅速に提出します。特に近年は電子データのやり取りにも柔軟に対応し、後工程の進捗を止めない体制を整えています。

【まとめ】

現場全体を見据えた後工程への配慮は、工事全体の段取りの良さや品質向上につながるだけでなく、関係者やお客様の満足度向上にも直結します。当社では、社員教育や現場マニュアルの整備を通じて、後工程への思いやりと連携を大切にする文化を育んでいます。今後も「現場全体の最適化」を目指し、断熱吹き付け・熱絶縁工事のプロとして、より高い付加価値を提供

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アドバンス工業株式会社
〒500-8856 岐阜県岐阜市橋本町3丁目2番地1501号室
電話:058-252-6770 FAX:058-252-6772
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