こんにちは！
岐阜県岐阜市に事務所を構え、断熱工事を主に手掛けております、アドバンス工業株式会社です。
私たちが手掛けている断熱工事のひとつが、発泡ウレタン断熱材吹き付け工事です。
今回のコラムでは、発泡ウレタン断熱材についての理解を深めていただくために、どのような断熱材なのかをご紹介します。

他素材との比較

発泡ウレタン断熱素材とは、フロンガスといった発泡剤を混ぜて作られた断熱材です。
発泡ウレタン断熱素材とその他の断熱素材の比較をしてみましょう。
まず、安価であるためによく用いられるグラスウールと比較をしてみます。
グラスウールとは繊維系断熱材です。
グラスウールと比べると、発泡ウレタンは熱導電率が低いため熱を通しにくい素材です。
また、グラスウールよりも薄く、耐水性にも優れています。
次に、グラスウールと同様の繊維系断熱材であるロックウールと比較をしてみます。
ロックウールとは岩石が原料である断熱材です。
ロックウールと比較すると、発泡ウレタンは断熱性能が優れた素材です。
一方で、ロックウールは原石が原料の素材なので、安価でありながらも優れた耐火性を有し、吸音性能も高い素材になります。

メリット・デメリット

発泡ウレタンを用いる利点を3点ご紹介します。
1点目は断熱性です。
薄い素材でありながら、接着性が高く隙間のない素材であるために、高い断熱性を発揮します。
2点目は防音性です。
外部の音を遮断するだけでなく、内部の音が音漏れするのを防ぐ働きを持ちます。
3点目は結露抑制です。
壁内結露が起きるとカビが発生し建物の劣化を速めるだけでなく、喘息などの健康被害にもつながります。
壁内結露は断熱性と気密性が高いことで防ぐことができ、発泡ウレタンは対策として最良の素材です。
次にデメリットを2点ご紹介します。
1点目は、燃えると延焼しやすいことです。
燃えにくい素材ですが、燃えないわけではないため、覚えておきましょう。
加えて原料がガスであるため、燃え広がりやすいです。
2点目は価格です。
発泡ウレタンは相場が高い素材であり、建築コストが高くなる傾向があります。

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アドバンス工業株式会社では、断熱工事、内装工事に携わる新たな職人募集中です。
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